2014年5月6日  
 

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石川佳純選手の集中法 顔を叩いて気合いを入れる

 2014年05月06日17:03
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 北京時間の3日、日本・東京の代々木体育館で行われた世界卓球団体選手権のベスト4進出をかけた試合で、日本は苦戦の末、5試合を3対2で元中国チームの李佼(リー・ジャオ)選手が率いるオランダチームを下し、準決勝へ進出して中国・香港チームと対戦することになった。日本女子のトップクラス選手である石川佳純選手は試合中追い詰められたが、休憩時間に自分の顔を叩いて気合いを入れ、最終的にはピンチを切り抜けてオランダチームに勝利した。大河報が伝えた。

 李佼選手に敗れた後、最終ゲームでも2対0でリードした状況で、オランダの3番手選手に2対2に持ち込まれた。勝利のかかった試合で、石川選手は1対4に追い込まれた。日本チームの準決勝進出が危ぶまれたこの場面で石川選手はかつてないプレッシャーを感じた。この時、村上恭和監督がタイムアウトをとり、石川選手は俯いたまま、会場の日本人観客の応援の声の下でコートを離れた。

 コートの端まで来た石川選手は目を潤ませ、対戦相手に気合い負けしそうな様子を見せたが、自分の顔を続けて叩いて気合いを入れた。

 これが功を奏したのか、再びコートに戻った石川選手は夢から覚めたかのように強力な追い上げを見せて勝利した。オランダ選手のボールが外れると、石川選手は一瞬驚いた後で試合終了を悟り、相手選手や審判と握手した後でタオルを受け取ると、口元を押さえて泣き始めた。見守る日本チームのメンバーも抱き合って涙を流して喜んだ。

 今回の選手権ではエースの福原愛選手がケガで欠席し、日本女子チームの実力は弱まっていた。主力選手として石川選手は開催国で大きなプレッシャーを背負っていたが、試合後のインタビューでは「試合ではプレッシャーが大きすぎて緊張しすぎた。勝った時は感激して、やっと勝ったと泣いてしまった」と語った。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年5月6日

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