東方衛星放送が先ごろ放送した女性リアリティ番組「スーパー・ディーバ」第5回に、ひとりの外国籍ママが出場した。カナダ・トロント出身のEmber Swiftさん。彼女は響きのよい中国語名「国子玉」を名乗っている。今回の「スーパー・ディーバ」出演でEmberさんは姑に気遣っている、と笑顔で話した。姑がとても好きだからだ。
9歳で音楽に触れ始めたEmberさんは、1996年、カナダでデビュー、アルバム11枚をリリースしている。故郷トロントでは自身のバンドを立ち上げたが、有名にはなれなかった。中国に興味を抱いていた彼女は2008年、北京を訪れ、北京の虜になった。北京で流暢な中国語を学び、現在の夫に出逢った。
ステージで「国子玉」さんは、中国語で審査委員とスムーズなやり取りを行い、さらに委員に「本当にお話しが上手ですね」と冗談まで飛ばしてみせた。会場は笑いに包まれた。「国子玉」さんの中国語がこれほどレベルが高く、まったく外国人らしくなかったのは誰も予想していなかった。もっともかつては中国語がよく分からなくて笑いの種になったこともある。夫との出逢いの頃には辞書を使ってコミュニケーションを取っていたと語り、「とても品のある恋愛をするお二人です」と審査員達は頬を緩ませた。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年5月6日