消息筋は、「支付宝がこの日に余額宝の最新データを発表したのは、微信が同日夜に理財通を発表するという情報を入手したためで、先制攻撃を仕掛けた」と指摘した。
◆1日の預金額は8000元未満
理財通の関係者は、「理財通の金融商品は開放型通貨基金で、毎日銀行の金利を14−18倍上回る収益を得ることができる。収益は毎日配当され、毎日の収益は元本に計上され、複利収益を得ることができる」と説明した。しかし理財通には、百度の投資サービス「百度百発」のような、利用者への補助金支給がない。
微信支付で資産管理サービスを利用する際のカードは、本人のキャッシュカード(デビットカード)でなければならない。理財通の現在の最低振込額は0.01元となっている。現在の華夏基金の他に、理財通の第1期の商品には広発基金、易方達基金、匯添富基金が発行する通貨基金商品が含まれる。
現在は試験段階のため、預金額は1枚のカードで1日当たり8000元未満、理財通の口座の資金はそれぞれ100万元未満とされている。資金の預金・引き出しには、手数料がかからない。引き出しは本人のカードへの振込のみが可能で、携帯電話のショートメールによる認証が必要だ。口座の毎日の振替額は6000元未満で、毎日3回までの振替が可能だ。第1期の試行は、当日夜のうちに募集を終了した。
◆真の駆け引きはビジネスモデルにあり
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