15日、アリババ傘下の阿里小微金融サービス集団のファンド投資サービス「余額宝」が、事業規模が2500億元を突破したことを発表すると、今度はテンセントの微信(WeChat)が「理財通」と呼ばれる資産運用商品を発表し、同日夜のうちに完売した。これにより、中国3大IT企業の百度、アリババ、テンセントが、ネット金融に進出したことになる。京華時報が伝えた。
◆夜の急襲、即日完売
微信のモバイル決済サービス「微信支付」と余額宝の、裏の駆け引きが激化している。15日夜9時過ぎ、一部のユーザーは微信の「My Card」の下に、密かにリリースされた新しい資産運用サービス「利財通」が現れたことに気づいた。同サービスのページはシンプルで、「預金」と「引き出し」の選択肢があり、この7日間の年率収益率が6.4350%とされていた。ページの底部には、理財通の商品は華夏基金が提供していると記されている。
新しいものが好きなユーザーは、カードを微信に紐付けし、微信支付を通じて理財通の商品を直接購入した。しかし当日夜、同サービスは上限額に達し、ユーザーは商品を購入できなくなった。
アリババの決済サービス「支付宝」と天弘基金は15日昼、「2014年1月15日午後3時の時点で、余額宝の事業規模が2500億元を突破した」と発表したばかりだった。支付宝の支援を受け、天弘基金は半年余りの内に、無名の小規模なファンド会社から、華夏基金を抜き国内最大のファンド会社になった。