2014年1月21日  
 

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年越し用品、オンライン購入がブームに (2)

 2014年01月21日15:57
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 年越し用品のネット通販が流行しているのは、豊富な種類や割引などだけによるものではない。便利な物流により、消費者は大きな荷物を抱えて帰省する必要がなくなった。

 モバイル端末によるネット通販が、今年の新たなすう勢になっている。アリババのデータによると、近頃モバイル端末によりネット通販を利用する人の数が大幅に増加している。昨年の11月11日(独身の日)だけでも、携帯電話による購入者が1億2700万人に達し、携帯電話による取引額が53億5000万元に達した。携帯電話利用者による取引件数は3590万件に達し、全体の21%を占めた。2012年の場合、この比率はわずか5%のみであった。

 モバイル通販の新たなすう勢に合わせ、各大型ネット通販サイトは十分に準備を進め、さまざまなセールにより伝統的な意義での春節をショッピングの新たな祭典にした。タオバオは春節をテーマとするセールを実施し、年越し用品のオンライン購入を促している。アリババの関係者は、「今年の年越し用品販売に参加した店舗は1万店に、商品数は134万点に達した。この陣容は、昨年の11月11日の半分の規模に達している」と説明した。

 物流業の発展に伴い、ネット通販で購入できる年越し用品の酒類が豊富化している。ネット通販により世界各地の食品や衣料品を購入できるばかりか、冷凍食品の水産物、家禽の肉類が、24時間内に消費者の自宅に送り届けられる。店舗の配送範囲も広がっており、某ネット通販サイトは春節前に、クール便の配送範囲を拡大した。同サイトの関係者は、「以前なら市場で購入していたものを、当社のサイトで購入できる。市場で購入できなかったものでも、当社は消費者の元まで迅速に送り届ける」と語った。

 モバイル通販が、人々の年越し用品の購入習慣を変化させている。その一方で、ネット通販は割安だが、年越し前は家族を連れて売り場を巡り新しい服を購入し、年越しのお祝いムードを感じ取りたいとする人もいる。

 北京市で働く白さん(女性)は、「今どきの帰省は手軽になった。以前は先に年越し用品を購入し、大きな荷物を持って江西省の実家に帰省し、くたくたになっていた。今やクリックするだけで年越し用品をオンライン購入し、自宅まで直接配送でき、手間が省けた。会社の社員の多くは外地出身者で、年越し用品を選び始めている。このような準備方法は確かに便利だと、みなが感じている」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年1月21日

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