2014年1月21日  
 

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海外在住中国人の代理購入に潜む問題 税金逃れなど

 2014年01月21日08:14
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 インターネットで注文を受け付け、注文者の代わりに商品を購入し、品物と注文を照らし合わせ、梱包して発送する……。新しい年が始まり、韓国国籍をもつ中国人の金さんは「代理購入」の初仕事で大忙しの年明けを迎えた。

 金さんが経営する代理購入のインターネット店舗では、主に韓国の化粧品を扱っている。店舗開設からそれほど時間は経っておらず、がむしゃらに精力をつぎ込んでいるわけでもないが、金さんの小さな店はなかなかの人気だという。金さんの説明によると、同じ商品の価格が、中国のカウンターと韓国のカウンターとで数十元も、数百元も、ときには1千元以上違うことがあり、大勢の中国人が韓国での代理購入で同じ商品を安く購入したいと考えるのだという。

 金さんは次のように話す。韓国は美を追い求める国で、化粧品のリニューアルのペースが速く、割引が日常的に行われている。このような有利な買い物環境にありながら、ビジネスの才覚がない上に、二人の子どもの世話もあって、金さんが店舗を開設したのは2013年3月になってからと遅かった。周りの友人も同じように店舗を開設した人が多く、韓国の中国人社会では代理購入はまったく珍しいことではなくなっている。

 衣類やアクセサリーやカバンから化粧品まで、粉ミルクやおもちゃから腕時計に電器製品まで、海外在住の中国人はなんでも代理購入で手に入れている。この巨大な代理購入の波は韓国で逆巻いているだけでなく、より広く世界に広がり、しかも温度を上昇させている。

 中国電子商取引研究センターが今月2日に発表した「中国電子商取引市場データモニタリング報告」によると、13年の中国の海外代理購入取引の規模は744億元(1兆2802億円)に達し、前年比30%以上増加し、前年を483億元(約8311億円)上回った。今年は1千億元(約1兆7208億円)を超えることが予想されるという。

 目下の海外代理購入の一大ブームの中で、中国人が占める割合は小さくない。他国の国境を越えた消費モデルと比較した場合、中国人の代理購入では価格面でのメリットという要因が大きいだけでなく、売買双方の使用言語という要因も軽視できない。

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