世界中で量的緩和の嵐 日銀がさらなる緩和へ
2012年は量的緩和が世界中に広がり、先進国の金融政策が緩和に向かった。証券時報が伝えた。
日銀は20日、追加金融緩和策の継続を決定し、資産買い入れ枠を10兆元(約1190億ドル)拡大し、101兆元とすることになった。
日銀はまた、来年年初に物価目標の調整に関して検討することを決定した。これは次期首相の安倍晋三氏に対する協力を示すものだ。
◆新首相、日銀総裁と対決
日銀は今年すでに5度目の金融緩和策を実施しており、今回増加された10兆円は長期国債・短期国債の購入に充てられる。日銀はこれと同時に、来年2月1日で満期となる予定であった米欧との通貨交換協定を1年延長するとした。
安倍氏は日銀に対してより大胆な景気刺激策を講じるよう促すと宣言しており、白川方明総裁が安倍氏の公約にいかに対応するかが、投資家の注目を集めている。
日銀は、中長期的な物価安定について検討すると表明した。安倍氏の要求に基づき、日銀は来年1月の金融政策決定会合において、物価目標の調整について検討する。
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