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海外の粉ミルク購入制限 どうやって外国崇拝を打破するか

 ドイツ、ニュージーランド、オーストラリア、そして英国へと、最近海外で粉ミルク購入制限が拡大している。英メディアによると、一部スーパーは4月から乳児用粉ミルクの購入を1人2缶までに制限し始めた。店側は購入制限が中国人客を念頭に置いたものだと明言はしていないが、外国メディアはみなその考えに傾いている。「外国産粉ミルクに対する中国の需要は恐ろしいほど大きい」と考えているからだ。新華網が伝えた。

 もちろん中国人として、外国の粉ミルク購入制限措置を差別ではなく懸念によるものだと理解できる。だが複数の国々でこうした措置が打ち出されたことは、中国の消費者にとって気まずいだけでなく、中国のイメージにもある程度の影響を与えた。では外国の粉ミルク購入制限を前に、中国の民族ブランドはどうすべきなのだろうか?どうやって外国崇拝を打破すべきなのだろうか?

 近年中国の乳製品に安全面で大小様々な問題が生じたために、保護者たちが子どもへの影響を心配するようになったことは否定できない。購買力のある一部の保護者は外国製粉ミルクに目をつけるようになった。特に「メラミン」事件後、外国製粉ミルクが売上を伸ばし、国産粉ミルクのシェアは下がり続けた。この間、外国製粉ミルクの数回の値上げに消費者は不満を覚え、非難の声も広く上がったが、外国製粉ミルクの拡大が阻止されるにはいたっていない。

 だが輸入粉ミルクは本当にそんなにいいのだろうか?国家品質監督検査検疫総局が2011年7月から2012年8月までに公表した毎月の不合格輸入食品リストのうち、輸入粉ミルクは計34ロット、270トン以上あり、廃棄または返却されている。その多くが乳児用粉ミルクだ。ドイツ製、ニュージーランド製、オーストラリア製を含む複数のブランド製品がブラックリストに名を連ねたことがある。今年1月に起きたニュージーランド「毒粉ミルク」事件はさらに驚きだった。フォンテラは「毒粉ミルク」を4カ月も隠し続けたと批判された。こうした事件は中国人に、外国崇拝思考は捨て去らなければならないと注意を促している。輸入粉ミルク、外国製粉ミルクは絶対的安全とイコールではない。購入にあたり理性的姿勢を保ってこそ賢明だ。

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