「汗血馬」と讃えられるアハルテケは世界最古の馬の一種で、3千年以上の繁殖・飼育の歴史がある。古代文学で「汗血馬」は、「一日に千里、一夜に八百里」走ると記された。新疆維吾爾(ウイグル)自治区・霍爾果斯(コルガス)国境で12日、「汗血馬」7頭を乗せた専用車が入国した。
「汗血馬」の原産は中央アジア・トルクメニスタンで、世界にわずか3100頭しかいない。漢代以降、西域「汗血馬」伝説は1千年以上にわたり伝わり続けた。遺伝性が安定、丈夫な体格、優れた耐久力、駿足などの特徴がある。トルクメニスタンのニヤゾフ前大統領はかつて、「汗血馬」を国家間の贈り物として、中国の国家指導者としての江沢民氏と胡錦濤氏に贈った。中国国内の「汗血馬」は現在、およそ50頭にすぎない。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年2月18日