3月11日、日本は東日本大震災から3年目を迎えた。この3年、日本政府は一貫して福島の復興に力を入れてきたが、統計によると、福島県では依然として約13万6千人が避難生活を送っており、地震が彼らに与えた傷は時間によっても癒されていない。NHKの調査によると、現在日本の地震で深刻な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の被災者の約80%が復興状況について「不安」を感じており、その92%が「復興住宅・災害公営住宅の建設」と「宅地供給」が遅い、あるいはやや遅いと感じている。また安倍政権が発表した新エネルギー計画で原子力発電を再稼動することが、大きな反対に直面している。地震が多発し、資源も乏しい日本は、安全面での懸念とエネルギーという2つの難しい選択肢の間で決断を下すのには、まだ時間がかかりそうだ。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月11日