「流星王朝の遺された輝き」をテーマにした隋煬帝墓出土文化財特別展が16日、江蘇省・揚州博物館1階臨時ホールで始まった。
隋煬帝墓、蕭皇后墓から出土した文化財100点あまりが展示された特別展は、一代の帝王・隋の煬帝の輝きと没落、煬帝の命運と揚州、大運河との重要な関係がパネル説明とともに描かれ、中国史における揚州の重要な位置づけを示している。3カ月の期間中、同展は無償開放され、揚州博物館入口で記念チケットを入手すれば、入場できる。
史料によると煬帝は死後、何度も墓が移された。揚州には流珠堂、呉公台、雷塘の、少なくとも3カ所の煬帝墓がある。揚州曹庄にある隋唐期の墓葬は2013年11月、専門家により煬帝・楊広と蕭皇后の最後の埋葬地と確認されたが、無念にも盗掘された。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月16日