15日、最後の掘削工事を行う鉄道トンネルの作業員。 |
全長32.645キロメートルの青蔵鉄道西格2線の工事である、新関角トンネルが15日午後、全て開通した。運用開始後は列車が関角山を通過する時間は現在の2時間から20分に短縮される。人民日報海外版が伝えた。
青蔵鉄道西格2線は東は西寧西駅から、湟源、徳令哈などの駅を通り、西は格爾木駅に至る全長763.5キロメートルで、計画取扱能力は客車20組、年間貨物取扱量は5000万トンとなっている。
新関角トンネルは目下、中国で最長の鉄道トンネルで、世界でも最も長い高原鉄道トンネルとなる。トンネルは青海省天峻県と烏蘭県にある関角山にあり、青蔵鉄道天棚駅から察汗諾駅の間に位置し、設計時速は160キロ。「関角」とはチベット語で「天に登る梯子」の意味だ。新関角トンネルの最高海抜は3497.45メートルで、2007年11月6日から工事が行われていた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月16日