また北米地区でもこのほど、H5N1型鳥インフルエンザの死亡例が初めて確認された。カナダ・アルバータ州の1人の市民が、同ウイルスに感染し3日に死亡した。カナダのアンブローズ保健相は、「患者は昨年末に北京からカナダに帰国した後に発症し、治療のかいなく死亡した。現時点では、同患者の感染ルートが明らかになっていない」と述べた。
WHOはこの感染例についても報告し、「同患者が家禽もしくはその他の動物と接触したことが確認されておらず、同ウイルスの感染者とも接触していなかった。同患者のすべての接触者には症状が見られておらず、航空機の乗客の追跡調査を続けている」とした。
WHOは鳥インフルエンザに関する上述したすべての報告の中で、「入国先の検疫当局が本件に対して特別な検査を実施することも、旅行もしくは貿易に対するいかなる制限措置を講じることも提案しない」と繰り返した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月14日
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