中央機構編制委員会弁公室事業発展センター主催の「インターネットブランド保護ハイエンドフォーラム」が、このほど国家会議センターで開かれた。同センターは中国インターネットブランド保護を全面的に始動することを発表した。2014年1月17日より、中国語の分野別トップレベルドメイン名(gTLD)の多くが初めてネット上に登場する。中国語ドメイン名には、多くの中国語商標が含まれ、「.政務」、「.公益」、「.集団」といった74の中国語ドメイン名を含む、1300以上の新しいgTLDが発表される。これは中国が世界に向けたインターネットブランド保護体制を初めて構築することを意味する。中国青年報が伝えた。
同センターの宋慶主任は「潮」という言葉により、1300以上の新たなgTLDの開放と使用を表現した。これまで全世界では、登録可能なトップレベルドメイン名(TLD)が22しかなく、「.com」、「.org」、「.net」などの英語のみであったためだ。宋主任は、「各TLDの登録空間は無限であるため、多くのドメイン名事前登録および商標侵害が、雪崩のように企業のブランドイメージに衝撃を与え、各ブランドを保有する企業が巨大なリスクに直面している。これこそがインターネット時代であり、中国のブランド保護はかつてない新たな課題に直面している。この課題に対応する上で重要なのは、消極的な防御ではなく積極的な防御だ。これまでの解決方法は事後解決であったため、企業は多くの時間・資金・精力・評判・発展のコストを費やさなければならなかった。これは企業に大きな問題をもたらした」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月23日