北京市は今年より半径5キロ内の電気自動車(EV)充電網の構築を開始し、2017年に市街地・郊外を含む全面的なカバーを実現する。京華時報が伝えた。
地下鉄15号線の俸伯駅のそばで、北京市初となるP+R(駐車+乗り換え)駐車場の充電スタンドが、28日午前に正式に稼働開始した。国家電網北京電力公司の関係者は、「北京市は将来的に、すべてのP+R駐車場で、EV充電サービスを提供する予定だ」と語った。今年6月、もう一つのP+R停車場・充電スタンドが、通州北苑駅で完成する予定だ。
残り電力が20−30%になると、自動車は運転手に充電を求める。国家電網北京電力公司は北京市の交通状況などに基づき、半径5キロ内に1カ所の充電スタンドという基準を設定した。北京市は今年より充電網の建設を推進し、P+R停車場、EVを販売するディーラー、高速道路のサービスエリア、大型市場・スーパー、一般の停車場など公共の場で建設を進め、2017年までに市街地・郊外を含む全面的なカバーを実現する。道路には運転手に充電スタンドを示す指示標識が追加される。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月29日