全国人民代表大会代表、安徽科学技術大学訊飛情報科技股フェン有限公司の劉慶峰・董事長(会長)は取材に応じた際に、「ビッグデータの時代に、ビッグデータは政府が公共安全を保障する重要な武器になるため、活用を進めるべきだ」と語り、「法制度を整えることで、国家安全とプライバシーの間のバランスを維持する必要がある」と強調した。人民日報海外版が伝えた。
劉氏は、「人々の暮らしとインターネットの結び付きが緊密になるにつれ、多くのデータが生まれているが、まだ上手く活用されていない。米国は9・11テロ事件後、ビッグデータによるテロ対策を重視し始めた。米テロ対策ユニット(CTU)の指揮官は、ビッグデータにより50数件のテロ事件を防止したと語った。各部門は関連するビッグデータを統一化し、データの掘り下げにより公共安全を促すべきだ。また関連法を制定することでプライバシーを保護し、国家安全とプライバシーの間のバランスを維持するべきだ」と提案した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月10日