全国人民代表大会代表、中国電子科技集団公司総経理(社長)の熊群力氏は記者に対して、「中国が独自に開発した次世代国産工業用ファイアーウォールが間もなく発売され、国内の工業企業に工業ネットワークの情報セキュリティの防御システムを提供する」と語った。人民日報が伝えた。
熊氏によると、この「三零衛士工業用ファイアーウォール」と呼ばれる、機能が充実した安全性の高い次世代国産工業ネットワーク用ファイアーウォールは、世界最先端のネットワークセキュリティ技術を採用し、工業ネットワークの具体的な使用環境のセキュリティを対象とする、中国が独自に開発したセキュリティ商品だ。工業ネットワークセキュリティは、電力、地下鉄・都市鉄道、石油、水道事業など、国家重要インフラ情報システムの基礎ネットワークが直面するセキュリティ問題に関わる。中国電子科技集団公司は2013年に、中国初の独自の知的財産権を持つ、ハード専用の工業ネットワーク情報セキュリティ商品を開発していた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月6日