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スマートルーター、便乗やハッキングを防止

 2014年03月14日14:40
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 家庭用ルーターの普及が進んでおり、インターネットの線につまずくこともなくなった。しかしルーターにも他者に便乗され、ハッカーの攻撃を受けやすいという弱点がある。ハイアールがこのほど新たに開発したスマートルーターは、家電の管理ができるほか、ハッキングや意図的な便乗を防ぐこともできる。広州日報が伝えた。

 「弱いパスワード」の問題が、ルーターがハッカーの攻撃を受けやすい重要な原因になっている。ルーターが乗っ取られれば、ユーザーの銀行の口座番号、パスワード、取引記録などのデータが漏洩する恐れがあり、個人財産の安全も保障されなくなる。ハイアールはスマートルーターを開発した当初、ユーザーから寄せられた需要に基づき、安全・スマートの概念を取り込んだ。ユーザーが携帯電話でアプリをダウンロードすれば、ルーターの安全設定が可能になる。操作マニュアルによると、パスワードの変更、ユーザーへの警告、乗っ取りやフィッシングサイトの防止などの機能を簡単に実現できる。

 伝統的なルーターと比べ、この新型ルーターは他者からの登録があった際に、ユーザーの携帯電話に「あなたのルーターが接続されました、パスワードを変更しますか?」と警告を出す。ユーザーが「パスワード変更」をタップすれば、ルーターの乗っ取りを防げる。他者に意図的に便乗された場合も、「接続を遮断しますか?」といった警告を出す。これらの機能はユーザーにファイアーウォールを提供し、親切なデザインと言える。

 ハイアールは、「この新しいスマートルーターは、間もなく公開・発売される」と表明した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年3月14日 

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