中国国土資源部(省)が4日発表した情報によると、中国大洋鉱産資源研究開発協会と国際海底機構(ISA)はこのほど北京で、国際海底コバルトリッチクラスト鉱区の探査契約を締結した。これは中国が太平洋西部の海底で獲得した、面積が3000平方キロメートルに達するコバルトリッチクラスト鉱区が、すべての法的手続きを終えたことを意味する。契約内容によると、中国は同海域で15年に渡り資源評価、環境調査、採鉱・製錬システムの開発及び実験などを実施し、中国の科学技術者の育成の義務を履行する。また探査契約の締結から10年内に、探査海域の3分の2の面積を放棄し、優先開発権を持つ1000平方キロメートルの鉱区を残すことになる。光明日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月6日