中国国家測量製図地理情報局が明らかにしたところによると、連雲港市新浦区浜河新城の浦発路で地盤沈下が生じた後、連雲港市勘察測絵院有限公司は関連部門の委託を受け、1月23日に無人機撮影技術を利用しこの「クレーター」を撮影した。同社は関連部門の迅速な事故処理に対して、測量・製図の地理情報を提供した。人民網が伝えた。
この「クレーター」は道路沿いの燐鉱内に位置し、直径が約100メートル、面積が約9300平方メートルに達する。国道310号線から約280メートル、浦発路から約63メートル離れており、浦発路の約500メートルの区間が燐鉱の「空洞エリア」を通過している。燐鉱の関係者は事故発生後に直ちに連雲港市政府、国土・安全監督部門に報告し、専門家を招き現場検証を実施した。
連雲港市勘察測絵院有限公司は今回180枚の写真を撮影し、画像の解像度は6センチメートルとなった。撮影により得られたデータとその後の処理により、「クレーター」と周辺の3D立体画像、「クレーター」の深さ、面積、地盤沈下の体積の計算に関する正確なデータ、「クレーター」の調査と災害の判断の分かりやすいデータが提供された。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月21日