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女子サッカー中国VS日本 今夜キックオフ

人民網日本語版 2014年05月22日15:47
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AFC女子アジア・カップで、中国代表は現地時間22日午後6時15分(日本時間同7時15分)、ベトナムのホーチミンで行われる準決勝で、日本代表「なでしこジャパン」と対戦する。アジアナンバーワンの実力を誇るなでしこジャパンは、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで3位。2011年にドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップでは初優勝を果たしている。東方網が報じた。

特約オブザーバーで、中国サッカー女子代表チームの元主将・畢妍(ビー・イエン)は同試合を前に、「中日の女子サッカー、しいてはサッカーの現状やこれまでの発展の過程について、真剣に考えなければならない」と指摘したほか、子供達がサッカーをしたいと思う環境が整わない中国女子サッカーの人材育成に対する強い懸念を示した。

畢妍のコメントは次の通り。

技術や戦術的な面で、取り立てて言うことはない。なでしこジャパンの選手個人の技術や全体的な実力は、中国代表より上。そのため、中国チームがしなければならないのは、正しい心の状態を持つこと。積極的、かつ真剣に試合に臨めばそれでいい。なでしこジャパンは世界チャンピオン。FIFAランキングで3位であるのに対し、中国は17位。両者の実力の差は大きい。しかし、だからこそ、なでしこジャパンが感じる心理的プレッシャーは中国代表より大きくなる。格下の中国と戦うなでしこジャパンにとって、PK戦に持ち込まれることや敗戦は許されない。これは、中国代表にとってはチャンス。中国代表がうまく作戦を立てて、このチャンスを利用できるかどうかもポイントだ。

ピンチを迎えると、なでしこジャパンは中国代表よりあせるだろう。しかし、中国代表がそれをモノにできるかは分からない。長期的な視野で見ると、中国代表がこの試合に勝つために、守りに入るのはよくない。若い中国代表にとって、強敵を倒したり、連勝したりすることは、大きな自信になる。しかし、責任は重大で前途は遠い中国女子サッカーにとって、守って守って守り抜くことによって、目の前の試合に勝利するというのはよくない。スペインの強豪レアル・マドリードのように、カウンターをかけられる技術があるなら別だが。実際には、今の日本の女子サッカーを見ると、中国の多くの課題が浮き彫りになる。日本のスタートは中国よりも遅かったが、発展は中国より速かった。かつて中国女子サッカーは、世界チャンピオンまであと一歩までいった。しかし、日本はそれを既にやってのけた。一方の中国は世界最高水準の女子サッカーからますます遠くなっている。真剣にこの問題を考え、解決しようという人はいないのだろうか――。

日本サッカーは鏡のように、中国サッカーの課題を浮き彫りにしている。人材育成の問題をめぐっては、年俸が数千万-数億円という中国の男子サッカーでさえ四苦八苦している現状を見ると、月給数万円の女子サッカーの窮状は言うまでもない。このような環境で、サッカーをしたいという女の子はほとんどいないだろう。中国女子サッカーは何をもって将来を語るのだろう。このような問題を、グランドで戦う選手や監督が解決することはできないだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年5月22日

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