アップル社を同社の本丸といえる米国市場でうち負かしたいと願い続けてきた聯想集団(レノボ)は、このほどついに勝利を収めた。聯想が21日に発表した2013-14年度の財務報告によると、米国市場でのパーソナルコンピューター(PC)の販売台数がアップルを抜いたという。「新京報」が伝えた。
聯想は、「昨年は同社史上、最も成功を収めた一年だった」と振り返る。同報告によれば、昨年は営業収入、純利益ともに大幅増加し、記録を更新したという。
13-14年度の営業収入は387億ドル(約3兆9350億円)で前年同期比14.3%増加し、純利益は8億1700万ドル(約830億円)で同28.7%増加した。PC販売台数は5500万台を突破して市場シェアは17.7%に達し、世界のPC市場で首位に立った。
聯想の楊元慶最高経営責任者(CEO)によると、次の目標は2年以内に広義のパソコン(デスクトップパソコン+ノートパソコン+タブレットコンピューター)分野でアップルを抜き、世界一になることだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月22日