「2014年度全国小中高生ネットライフ青書」が20日に発表された。インターネット利用開始の低年齢化の傾向が顕著化しており、インターネットを過度に利用している生徒は全体の2%前後に達した。解放日報が伝えた。
青書の編集主幹を務めた黄栄懐教授は、「インターネット利用開始の低年齢化、ネットへ接続する場所の多元化、生徒の自主的な使用といった傾向が顕著化している。また、モバイルインターネットの利用も新たなすう勢となっている。インターネットは今や、小中高生が学校外の知識を得る主な手段であり、学校・家庭間の連絡手段としても大きな役割を果たしている。生徒の余暇の過ごし方も多様性に富むようになり、ネットを利用した動画視聴やSNS活動が彼らの主な余暇活動となっている」と話した。
特に注目すべきは、「余暇を主にネットに接続して過ごす」生徒の割合が40%以上を占めることだ。ネットによる動画視聴とSNS活動は、学習にかなり大きなマイナス影響を及ぼしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年5月23日