2014年1月22日  
 

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中国のネットに大規模な異常、米国企業が関連か

 2014年01月22日13:39
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 中国のネットユーザーの一部が、21日に「フリーズ状態」に陥った。21日午後3時10分頃、中国の多くのネットユーザーが、国内の複数のサイトにアクセスできなくなったと報告した。一部のサイトの管理者は、「今回アクセス不可になったのは、国内のルートドメインに何らかの問題が生じ、複数のサイトでドメイン名解析が正常に行われなくなったため」と指摘した。具体的には、ドメイン名解析の結果、多くが米国の複数の応答しないIPアドレスと解析されてしまうというもので、複数の省のユーザーが、ネットワークの異常を報告した。この原因は、世界のネットワーク上のノードに故障が発生し、中国国内の3分の2のDNSがフリーズ状態に陥ったためと分析されている。一部のユーザーはウェブサイトにアクセスした際に、「65.49.2.178」というIPアドレスに切り替わり、閲覧しようとしていたサイトにアクセスできなくなった。このIPアドレスの情報を分析した結果、米ノースカロライナ州のカリーに位置するダイナミック・インターネット・テクノロジー社のものであることが明らかになった。中国の多くの有名IT企業のドメイン名が、同アドレスに解析された。環球時報が伝えた。

 記者が21日夜に調査を進めたところ、同社は検閲回避ソフト「フリーゲート」を開発した企業であった。記者が同社の名称とアドレスに基づき調査を進めたところ、同社のビル・シアCEOは、フリーゲートの創始者であることが分かった。同社のウェブサイトによると、その提携先には大紀元、ボイス・オブ・アメリカ、ラジオ・フリー・アジアなどが含まれ、中国のネットユーザーに対して、アクセスが禁じられているウェブサイトにアクセスするサービスを提供している。記者が同社にEメールで問い合わせたところ、ビルCEOは「本件は当社と関係がなく、むしろDNSが第3者に乗っ取られた可能性がある」と回答した。

 中国ではかつて、ルートドメインの故障が2度発生したことがある。1度目は2013年7月6日で、中国聯通(チャイナ・ユニコム)の上海支店である上海聯通のDNS設備に故障が発生し、2G・3G携帯電話のユーザーのネット接続が不可能になった。2度目は2013年8月25日で、「.cn」をルートドメインとするサーバーが故障した。今回は5カ月の時を隔てて、国内で再びDNSの故障が発生した。

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