2014年5月30日  
 

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中日の友好を願う日本語講師・仲田明也さん

人民網日本語版 2014年05月30日16:46
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運動会で中日の国旗がプリントされたTシャツを披露する仲田さん。

浙江工商大学で5月に開催された春の運動会の開幕式で、日本語学院チームに袈裟(けさ)を着て並ぶ仲田明也(67)さんの姿があった。そして、来賓席の前で中日両国の国旗がプリントされたTシャツを披露し、拍手を浴びていた。中国新聞網が報じた。

横浜出身の仲田さんは数年前、中国文化にあこがれて、中国の土を踏んだ。そして、中国のありとあらゆる地を巡ったほか、佳木斯大学(黒竜江省)や浙江工商大学で日本語講師を務めている。

仲田さんは取材中、「ここでの毎日は、学生のため。学生一人ひとりが、私の一番大切な財産」との言葉を繰り返した。

黒のニット帽をかぶり、メガネチェーンを両肩にかけ、真っ白なヒゲを蓄えた仲田さん。同大学のキャンパスで、学生達はそんな仲田さんの姿をよく目にする。

これまでずっと教育に携わってきた仲田さんは、「子供のころは、勉強が嫌いだったが、小説『二十四の瞳』(1952年)と出会い、考え方が変わった。そして、生涯教育に力を尽くす学者になった」と語る。


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