中日のハイレベルの相互信頼をいかに再建すべきか。考えればそれほど難しいことではない。肝心なのは、日本の指導者の誠意である。もしも日本の指導者が中日関係を本当に改善したいのなら、できることはたくさんある。中国人も愚かではない。二枚舌を使えば信頼を損なうだけだ。安倍首相が誠意を見せて初めて、中日関係には好転の可能性と希望が生まれる。日本の指導者は発言に責任を持ち、首相在任中に靖国神社を参拝しないことを公言すべきだ。靖国神社のような宗教施設を政治的道具にすることは、日本民族の伝統的な信仰への尊重を欠いたことでもある。それもできないのなら、中日関係を改善したいという日本の主張は口だけのものと判断せざるを得ない。中国は、日本を含むすべての国に誠意を持って接しており、同時に本国の権益を守るという揺らぎない決心と意志を持っている。(文:周永生・外交学院国際関係研究所教授)(編集MA)
「人民網日本語版」2014年6月9日
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