2014年6月26日  
 

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中国宅配便市場は規模世界2位 内需が成長の主要動力

人民網日本語版 2014年06月26日11:19

中国物流・調達連合会のネット通販物流・宅配便分科会の発足大会が25日に行われた。そこで明らかにされたところによると、2013年に中国の宅配便サービス企業が処理した業務は92億件に上り、市場規模は世界2位に飛躍し、前年比増加率は61.6%に達して、過去5年間の平均増加率は43.5%になったという。

データによると、13年末現在、中国ネット通販市場の取引規模は10兆2千億元(約166兆5787億円)に上り、同29.9%増加した。ネット通販が勢いよく発展し、中国宅配便産業の発展を牽引する重要なエネルギー源となっている。

物流の伸びの主要エネルギーは内需だ。ここ数年来、内需に関わる物流ニーズが急速な伸びを維持している。同連合会がまとめた統計データによると、比較可能な価格で計算した場合、今年第1四半期(1-3月)の物流総額は47兆8千億円(約780兆6336億円)で同8.6%増加した。このうち社会物流総額の増加率は32.1%で、工業製品と輸入貨物の物流総額の伸びをはるかに上回った。内需拡大の影響を受けて、とりわけ消費需要に牽引されて、ネット通販、宅配便、食品、電子、日用品、医薬品、冷凍チェーンといった細分化された物流市場が高い伸び率を維持した。1-3月に宅配便企業が処理した業務は26億件に上って前年同期比51.9%増加し、ネット通販市場の取引規模は2兆5700億円(約41兆9686億円)に達して同15%増加した。

統合とイノベーションがモデル転換・バージョンアップを後押ししている。物流のトップクラス企業はプロセスの再構成、合併買収(M&A)や再編、連盟や協力といったさまざまな方法で、機能の統合、組織の統合、情報の統合、プラットフォームの統合をスピードアップし、発展の質と効果を高めるなどして、ネット通販と物流が融合発展する新たな注目点になっている。またビッグデータ、クラウドコンピューティング、モノのインターネットといった情報技術が、物流産業に重大な変革と新しい課題をもたらしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年6月26日

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