北京の観光地・什刹海で活躍する人力三輪車チーム「后海八爺」は現在、スタッフとして大学生を募集しているが、女子大生や留学生でも応募できることが30日分かった。北京市西城区が明らかにした。京華時報が報じた。
人力三輪車チームの責任者・凌閩さんは、「『后海八爺』のスタッフの多くは現在、50歳を過ぎているため、地元のことをよく知り、外国からの観光客とも上手く接することができる若者の力が必要。元気であるだけでなく、外国語も一定のレベルに達していなければならない。大学生を募集して、2カ月になり、30人ほどが面接に来たが、まだ適当なスタッフは見つかっていない。そのため、国籍や戸籍のある場所、性別などを不問にした。留学生の採用も考えている」という。
募集を留学生にまで広げた理由に関して、「外国人観光客とコミュニケーションがとれるから」と凌閩さん。女子大生に関しては、「体力仕事であるため、体が強い女子大生がほしい。既に3人が面接に来た」と語った。7月中旬と下旬に、体力や言葉、文化などの、適応試験が実施されるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年7月1日