7日午後5時50分、約270人の乗客を乗せた、新疆維吾爾(ウイグル)自治区北部を旅する観光列車が発車した。同列車を導入させたのは烏魯木齊(ウルムチ)鉄道局で、乗客は5泊6日の旅を、わずか1880元(約3万1千円)で楽しむことができる。新華社が報じた。
同列車の旅で、乗客は、未知の巨大魚が棲んでいると言われている喀納斯(カナス)湖や「空中草原」と呼ばれる那拉提(ナラティ)草原、「大西洋の最後の一滴の涙」と呼ばれる賽里木(サイラム)湖など、新疆維吾爾自治区北部にある名所を巡ることができる。
烏魯木齊鉄道国際旅行社の劉暁林・総経理によると、同列車は、精伊霍鉄道や奎北鉄道など、日に日に整備が進む同自治区内の鉄道ネットワークを利用しており、乗客は阿勒泰(アルタイ)地区、伊犁河谷、天山南麓などの名所を旅できる。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年7月9日