外交部、パレスチナとイスラエルに停戦を再度促す

　外交部（外務省）の洪磊報道官は22日の記者会見で、パレスチナとイスラエルの衝突が激化して多数の死傷者が出ていることに深い憂慮を表明するとともに、即時停戦が国際社会共通の声だと指摘した。

　――パレスチナとイスラエルの衝突が激化し続け、すでにパレスチナ人570人以上とイスラエル人30人近くが死亡していることについて、コメントは。

　中国はパレスチナとイスラエルの衝突が激化して多数の死傷者が出ていることを深く憂慮している。関係各方面の即時停戦が、現在の国際社会共通の声だ。停戦の遅れはさらに多くの命が失われ、さらに多くの恨みが残ることを意味する。武力を乱用するいかなる行為も受け入れられず、強く非難されるべきだ。

　中国は衝突各方面に対して、停戦提案と調停に向けた国際社会の努力に直ちに応じ、空爆、地上での軍事活動、ロケット弾発射などの行為を停止し、市民をしっかりと保護するよう改めて強く促す。

　国際調停努力の一環として、中国の中東問題特使が地域の国々を訪問している。中国は引き続き停戦を促すためにたゆまず努力する。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年7月23日