中国駐ベトナム大使にこのほど、孔鉉佑に代わって洪小勇が任命され、孔鉉佑は外交部(外務省)アジア司司長に就任した。条約法律司や渉外安全事務司、軍備管理司、北米オセアニア司に続く、外交部の重要部門の責任者の異動となる。「中国新聞網」が伝えた。
▽駐ベトナム大使交代 部内の複数部門で異動
習近平国家主席はこのほど、複数の駐外大使の任免を行った。中国駐ベトナム大使の孔鉉佑の職を解き、外交部駐香港特派員公署の副特派員の洪小勇を後任とした。
外交部の公式サイトによると、孔鉉佑はすでに、外交部アジア司司長の職に就き、同職前任の羅照輝は中国駐カナダ大使に任命された。
外交部北米オセアニア司の司長だった謝鋒は、劉建超に代わって中国駐インドネシア大使に就任した。劉建超は、外交部部長助理に昇進し、弁公庁や報道事務を主管する。謝鋒の後任者の叢培武は、外交部北米オセアニア司の参事官や中国駐英使館の公使参事官などの経歴を持つ。
アジア司や北米オセアニア司だけではなく、外交部では最近、多くの重要業務部門の責任者の異動が行われている。
中国国連ジュネーブ常駐事務所の副代表で軍縮大使だった王群は、厖森に代わって軍備管理司の司長に就任した。厖森は中国駐イラン大使に就いた。
渉外安全事務司の司長だった邱国洪は中国駐韓国大使に就任し、後任者には元・中国駐ケニア大使の劉光源が起用された。
外交部条約法律司の司長だった黄恵康は中国駐マレーシア大使に就任し、後任者には元・中国駐バルバドス大使の徐宏が起用された。