2014年8月5日  
 

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日本で植物工場ブーム 可能性大だがボトルネックも (2)

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年08月01日08:34

矢野経済研究所がまとめた統計によると、13年の人工光型植物工場の日本国内での市場規模は34億円で、太陽光型植物工場は199億円だ。技術の発展・普及にともない、25年には日本の植物工場の規模は1500億円を突破することが予想される。現在、昭和電工などの大手電子企業が植物工場の設備プラントや技術開発を研究開発の重点としている。日本は植物工場を未来の輸出の重要コンテンツとして、中東などの水が不足した地域の市場に売り込みたい考えだ。

植物工場の見通しは明るいが、発展の中で一連のボトルネックに直面してもいる。初期投資として巨額の資金が必要であり、一日1千株の野菜を生産する人工光型工場では、8千万円から1億5千万円の初期投資が必要になる。政府が50%を補助した場合、黒字になるまでに通常5-7年がかかる。自然栽培の野菜は1キログラムあたり300-600円で販売されるが、工場の野菜は1100-1500円と価格の面では魅力に乏しい。また工場農業の時代の栽培技術はまだ成熟しておらず、品質のコントロールや物流販売モデルも引き続き模索の段階にあるといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年7月31日


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中川 清三   2014-08-05125.53.124.*
日本がやっている植物工場は、日本だけの物でなく安心安全な生鮮野菜を、中東や中国の野菜の出来ない過酷な気象地帯や、工場地帯、古いビルを再利用したり、農業ができない場所などで、いつでも新鮮な野菜を供給することを第一の目的として開発した、日本人が思考したイノベーションだ。今は葉物野菜が主だがやがて根菜や果物も栽培できるようになるだろう。

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