リベリアに派遣されている中国医療チームの周永軍隊長は1日、新華社記者の電話取材に応じ、リベリアではエボラ出血熱の流行が深刻で、多くの外国医療機関は撤退したものの、リベリア支援の中国医療チームの隊員は全員職場を離れないと述べた。
周永軍隊長は、リベリア政府のデータによると今回のエボラウィルスは4月からリベリアで流行し、既に170人が死亡、352人が感染していると語った。「リベリア首都病院では、エジプトと米国の医師は全て撤退した。病院でも発症者が確認され、現地の医師も出勤しなくなっている」。リベリア支援中国医療チームの隊員は自ら防禦するという前提の下で、引き続き現地の患者の治療を続けている。周隊長は中国人観光客に対して、重要な用事のない限りリベリアへ出張に来ないよう呼びかけている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月4日