2014年7月9日  
 

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ミクロ移植、血液病の治療に進展

人民網日本語版 2014年07月09日14:02

ミクロ移植は、解放軍307病院血液科が提唱・実施している白血病治療の新方法、移植の新理念だ。ミクロ移植の臨床研究は現在、順調に進められている。ミクロ移植は高齢者の白血病の他に、中青年の白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病、リンパ腫、一部の実体を持つ腫瘍の治療に使われている。軍事医学科学院はこのほど、初の「ミクロ移植治療センター」を設立した。人民日報海外版が伝えた。

全軍血液病・放射性障害研究所所長、博士課程指導教員の艾輝勝氏は、「ミクロ移植は新たな移植の理念と進展であるが、実際には伝統的な骨髄移植、骨髄非破壊的移植を基礎とし発展した、高効率で害の少ない新たな治療手段だ」と説明した。307医院血液科の研究チームは12年間の臨床研究と実験により、ミクロ移植の成功を収めた。4年弱に渡る研究の結果によると、高齢者の急性骨髄性白血病患者(70人以上)のミクロ移植治療により、完治率が80%に達し、早期死亡率は6.7%のみとなり、通常の治療による効果を大きく上回った。この臨床結果は中国・米国・豪州・スペインなどのセンターで確認されている。

艾氏は、「307医院血液科には現在、総合治療病棟、骨髄非破壊的病棟、移植後病棟、腫瘍・血液細胞治療センター、血液学研究室などが設置されている」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年7月9日

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