湖北省武漢市科技局の4日の情報によると、現地の多くの企業が現在、電気自動車(EV)のレンタル事業を試験的に行っており、レンタル方式は年間レンタルと時間制レンタルの2種類があるという。市民は身分証明書、運転免許証があれば、企業とレンタル契約を結ぶことができる。
一般的に自動車レンタル会社は暦日制でレンタル料金を計算するところが多く、1時間ごとに料金を計算するEVのレンタルにはお得感がある。長期レンタルの場合でも、年間レンタル料金は5千元(1元は約16.6円)ほどで、普通の乗用車の年間保険料と変わりない。武漢市は特殊エリアでのテストやナンバープレート抽選などの方法を通じて、長期レンタル権の帰属先を決定する方針だ。
武漢市がうち出した新エネルギー自動車政策に基づき、新エネルギー車を利用する市民は都市道路橋梁トンネル車両通行料金が免除される上、指定された公共の充電施設での無料充電が可能だ。現在、同市の同通行料金は8元(5人乗り以下の車両の場合)、年間パスポートは2100元。普通の乗用車を利用する場合より、EVを購入またはレンタルした方が、燃料代も通行料金も安くつく。
またEVが同市内を走行する場合は、ナンバーによる制限を受けない。偶数ナンバー、奇数ナンバーにかかわらず、長江大橋、長江二橋、長江トンネルなど走行制限のある橋梁を自由に行き来できる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月5日