2014年8月29日  
 

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「陜西十大怪」――鍋蓋のごとき中華ナン

人民網日本語版 2014年08月29日13:15

気候や経済、文化などの違いから、陜西人は衣食住や交通の面で独自の方式を生み出してきた。そのうち風変わりな10の習慣は「陜西十大怪」と呼ばれている。省中部の関中地区を特に指す時は「関中十大怪」と呼ばれることもある。

▽鍋蓋のごとき中華ナン

この地方には、鍋蓋のような迫力の中華ナン「グォクィ」がある。言い伝えによると、唐代の大型墓地・乾陵の建造の際、労役についた軍人や職人がしばしば、食事に時間を取り過ぎて工事を遅らせ、処罰を受けていた。それである兵士は時間の節約のため、小麦粉生地を入れたカブトを火に放り込んでパンを焼いた。そのことから鍋という字の「グォ」とカブトを指す「クィ」を合わせた名前のこの「グォクィ」が生まれたのだという。

「グオクィ」を作るには、生地を麺棒で固くなるまでよく混ぜ、直径2尺(約67cm)以上の大鍋に入れてゆっくり焼きあげる。こうしてできた中華ナンは、香り高く、長く保存できる。

「人民網日本語版」2014年8月29日

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