2014年8月29日  
 

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中国人青年と日本人青年、想像するほど大差なし

人民網日本語版 2014年08月29日08:18

「蟻族(高学歴ワーキングプア集団)」はすでに、社会が広く注目する集団となった。「蟻族」は、中国のみならず、海外にも存在する。現代の中国青年に関する問題を研究する課題チームは、2007年から研究を開始、その結果を「蟻族」という書籍に取りまとめた。同書には海外諸国からも注目が集まり、日本は海外でいち早く同書の著作権(翻訳出版権)を取得した。中国青年報が伝えた。

「蟻族」日本語版は2010年9月、勉誠出版から出版された。翻訳は、中国問題の研究家として有名な関根謙・慶応義塾大学教授による。また、東京大学文学部社会学科を卒業した中国問題の専門家、加々美光行氏が前書きを書いている。同書が日本人読者から人気を博したのは、関根教授ら専門家が長期にわたり中国問題に関心を注いできたという背景のほか、より深いレベルで根源的な理由があるように思われる。

英デイリー・メール紙の報道によると、ある日本人男性が、東京で広さ5平方メートル足らずのアパートを、家賃月145英ポンド(約2万5千円)で借りた。溢れかえったモノの中で暮らすこの男性は、、まさに「蟻族」だ。調査によると、東京だけでも、帰るべき家のない人は1万人に達する。この中には、カプセルホテルの住人は含まれていない。このほか、経済的な理由で、終日営業のネットカフェやサウナに泊まり続ける人も多い。


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