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習近平「要所を押さえる」外交の特徴を読み解く

人民網日本語版 2014年08月27日15:45

 習近平国家主席は21、22両日にモンゴルを公式訪問した。習主席が単独の国を訪問するのは、7月の韓国訪問以来2回目だ。1カ国に対するこうした短期訪問をメディアは「要所を押さえる」外交と呼ぶ。短く、対等で、速く、スケジュールがびっしりと組まれ、内容豊富で、成果に富むことが特徴だ。今年1月のソチ冬季五輪開会式への出席も「要所を押さえる」外交と呼ばれた。

 では、「要所を押さえる」外交にはどのような特徴があり、通常どのような国が対象となるのか?専門家に話を聞いた。

■「要所を押さえる」外交とは何か

 外交部(外務省)は1月10日、習主席がプーチン大統領の招待でソチ冬季五輪開会式に出席すると発表した。翌日の人民日報は論説で、ソチ冬季五輪開会式出席のためのロシア訪問を「短く、対等で、速い」「要所を押さえる」外交と呼んだ。習主席はロシアに滞在したわずか43時間に二国間、多国間の活動12件に出席した。王毅外交部長(外相)は習主席が訪問を終えた後、ソチへの「要所を押さえる」訪問を、中国の国家主席が外国の大型国際スポーツ行事に出席する先駆けとなる、中国外交実践の革新的行動だと述べた。

 習主席は7月に韓国を訪問し、8月にモンゴルを訪問した。両訪問は短期間だったものの、実り豊かな成果を上げ、重大な意義を持ち、中国と韓国、モンゴルとの二国間協力の水準を大幅に引き上げ、互恵・ウィンウィンを促進した。中でも中国・モンゴル関係は包括的・戦略的パートナーシップに格上げされた。メディアは両訪問も「要所を押さえる」外交の新たな実践だと考えている。

■「要所を押さえる」外交は通常近隣国が対象

 「『要所を押さえる』外交の特徴はスピーディー、効率的で、柔軟なことだ」。中国国際問題研究院の曲星院長によると、この外交形式の対象は近隣国であることが多い。例えば習主席は7月に韓国を、8月にモンゴルを訪問した。両「要所を押さえる」外交は、いずれも近隣の1カ国のみに対する訪問だ。

 「近隣国は距離が近く、訪問期間を短くすることができるため、比較的柔軟なセッティングが可能だ」。曲氏によると、「要所を押さえる」外交は効率的な外交方式であり、1カ国のみを訪問することで、双方の注目する問題について集中的に話し合い、二国間協力を促進し、しばしば実務的な成果を上げることができる。曲氏は「要所を押さえる」外交のこうした特徴から、今後中国はこうした訪問をさらに増やすとの認識を示した。

■「要所を押さえる」外交―1カ所を押さえて広範な影響

 外交学院中国外交理論研究センターの高飛センター長によると、「要所を押さえる」外交は1カ所を押さえることで広範な影響を及ぼすことができるのが大きな特徴だ。西側諸国がソチ冬季五輪開会式出席をボイコットする中、中国指導者の出席はロシアの心に響いた。韓国の位置する北東アジア地域は比較的大きな安全上の挑戦を抱え、韓国を押さえれば、周辺の朝鮮や日本にも影響を与えられる。

 高氏によると、習主席はモンゴル訪問時の演説で「みなさんが中国の発展という列車に乗ることを歓迎する。急行に乗るのであれ、便乗するのであれ歓迎する。まさしく『単独ならより速く行け、集団ならより遠くまで行ける』ことだ」と語った。この発言の「要所」は、周辺国の注視する問題において、世界中にメリットがあるようにする「中国の夢」および自他共に利するという中国の平和的発展の趣旨を周辺国にはっきりと表明したことにあり、必然的に計り知れない影響を及ぼす。

 高氏によると、中国周辺国は中国の発展に対して疑念や懸念を抱いている。今回のモンゴル訪問はグレードが高く、大きな成果を上げ、1回の訪問で多方面の取り組みを達成した。中国はモンゴルという1カ所を通じて周辺国にまで影響を及ぼし、経済繁栄、安全発展を図る最短の道が米国ではなく中国であることを周辺国に伝えた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年8月27日

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