南京で開催されていた第2回夏季ユース五輪競技大会が28日夜、閉幕した。中国の李克強・国務院総理(中央政治局常務委員)が閉会式に出席した。
12日間の会期で行われた今回の大会には、五大陸から3700人以上の選手が参加、競技に全力を尽くすと同時に、文化を交流し、友情を深めた。古代文明都市である南京には、「ユース五輪開催都市」という新たな名誉が与えられた。江蘇省と南京市は、「青春、共有、融合、倹約」という大会理念を実践、その優れた組織・運営は、オリンピック関係者や国際社会から高い評価を得た。中国選手団の競技選手123人は、素晴らしい健闘ぶりを発揮、金メダル37個と銀メダル・銅メダル各13個を獲得した。また、競技会場から飛び出し、大会組織委員会が開催した20種類の文化教育イベントにも積極的に参加、歴史と現代あるいは人生と世界に対する彼らの理解や認識は、知らず知らずのうちに深まったようだ。
閉会式の夜、南京オリンピック体育センタースタジアムは、色とりどりの光で美しく輝き、晴れやかな歌やダンスが繰り広げられ、熱気と深い喜びに包まれた。世界各地からこの地に集まった若きアスリートたちは、ユース五輪の最後の夜を、心ゆくまで分かち合った。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年8月29日