河北省陽原県が発表した情報によると、河北省泥河湾管理所が進める泥河湾考古发掘作業が重要な進展を実現し、整ったゾウの頭の化石が初めて発見された。人民日報海外版が伝えた。
発掘されたゾウの頭の化石はやや上向きの姿勢で、長さ1.5メートルに達する一本の象牙は保存状態が良好だ。もう一本は先端が欠けており、長さは1.2メートルのみ。ゾウの臼歯の化石もはっきりと見て取れる。
ゾウの化石は河川の砂層から発見され、元あった場所から移動した後だった。ゾウの化石は長年の降雨により、ここまで流されたと見られる。
百万年前のマンモスの化石か、南方のゾウから進化したゾウの化石であるかは、専門家の今後の研究によって明らかにされる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月25日