騰訊(テンセント)がこのほど明らかにしたところによると、今年の国慶節(建国記念日、10月1日)の連休期間に、麗江、大理、西塘、鼓浪嶼、鳳凰などの人気観光スポットにあるホテルや民宿など約3千軒が、「微信」(WeChat)の決済システムに全面的に接続したという。「京華時報」が7日に伝えた。
今月1日以降、観光客は上掲の人気観光スポットにあるホテルで、微信の決済システムを利用して料金を直接支払うことが可能になったほか、利用に先立ち各ホテルの微信公式アカウントに基づいて空室の検索、予約、オンライン決済、チェックインを行うこともできるようになった。現在、国内のホテルや民宿約3千軒がこの微信のサービスプラットフォーム「微客桟」に接続しており、カバーする観光地は海外も含めて152カ所に上る。微客桟は微信のスマートライフソリューションと決済機能のプラットフォームを土台としたもので、利用者は検索、予約、決済といった一連のプロセスをここで完了させることが可能だ。
ホテルのオーナーの多くが、こうしたサービスを利用するための2次元バーコードを建物の入口に描いたり、フロントに張り出したりし、犬にバーコード模様の服を着せているところもある。利用者はバーコードを随時読み取ることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月8日