微信(WeChat)の台湾地区でのアクティブな利用者数がここ1年で1.66倍に急増し、Lineの独占的地位に挑戦している。人民日報海外版が台湾メディア報道として伝えた。
微信は2年前に正式に台湾で押し広められ、有名芸能人の楊丞琳(ヤン・チェンリン)や羅志祥(ショウ・ルオ)らをイメージキャラクターに招き、多くの若者の人気を集めた。また中国大陸部と関連を持つ多くの台湾住民が微信を積極的に利用したことから、ここ数年で微信利用者は急激に拡大している。
微信は台湾ではWeChatと呼ばれ、台湾での具体的な利用者数は一貫して「機密データ」だった。騰訊(テンセント)のデータによると、微信の世界での利用者数は6億人で、台湾での利用者数も増加を続けている。2013年第2四半期から2014年第2四半期までの中国大陸部を除いた世界の微信利用者数は55%急増し、台湾の利用者数は166%増加した。台湾の学者によると、台湾のモバイル端末では現在、これほど多くの優れたコンテンツは開発されておらず、中国大陸部の経験を参考にすれば台湾でも微信が急激に発展するのは、納得できると語っている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月24日