微信(WeChat)では会話やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を楽しめるだけでなく、ゲームも楽しむことができる。ショートメッセージや微博(ウェイボー)に続いて「微信族」が新たな指の動きのブームをもたらしている。しかし「微信族」の流行とともに、過度に電子製品を使うことによる腱鞘炎や首の疾患などが頻発している。
また目を使いすぎることによる目の筋肉の疲労や目の充血、結膜炎なども生じている。画面をずっと見ていると瞬きの回数が減り、目が乾燥しやすい。特に夜、周囲が暗い時に明るい画面や変化を続ける図形を見るのは目に対する刺激を拡大し、適宜休憩しなければドライアイになる可能性もある。中山眼科センターの近視予防の専門家、上級視力矯正医の盧金華氏によると、近視は先天的な遺伝要素の他に、最も重要なのは後天的に近距離で目を使うことが影響するという。一般的には携帯電話、タブレットPC、書籍、コンピュータ、テレビなどが考えられ、これらは順に目に対する刺激が弱くなっている。「携帯電話はおおよそテレビの10倍、コンピュータの3-4倍の刺激がある」。そのため専門家は、電子製品の使用は合理的な適切さを保つべきで、小中学生は近距離で携帯電話を使う時間として15分使用したら15分休憩し、コンピュータや書籍は25分見たら15分休憩するよう呼びかけている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月26日