2014年10月16日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

無人機で水田を観測、収穫量を予想

人民網日本語版 2014年10月16日15:15

果てしなく広がる水田の前に立ち、稲の育ち具合、肥料や水の適切な量、収穫量を調べるためには、どうすれば良いだろうか?時間を節約でき手間もかからない、科学的で正確な「無人機+コンピュータ」という助手が登場した。科技日報が伝えた。

10月11日午前、江蘇省海安県曲塘鎮の高生産量水田の側で、1機の無人ヘリが空に上がり、数十メートルの低空から水田を行き来し撮影を実施した。この無人ヘリを侮ってはならない。ヘリが撮影した写真と過去のデータを比較し、計算と分析を行うことで、今年の収穫量を予想できる。肉眼よりも正確で、作物の病気を調べ、来年の栽培に技術的な参考データを提供することも可能だ。この南京農業大学の「無人機撮影に基づく作物成長観測技術」は、中国科学技術部(省)の「食糧豊作科学技術プロジェクト南方地区現場見学交流会」に集まった約150人の代表者を驚かせた。

第12次五カ年計画期間(2011−2015年)に入ってから、江蘇省の試験区は国家食糧豊作科学技術プロジェクト第3期プロジェクトの3つの課題に取り組んでいる。南京農業大学がこの2年間に代表部門として取り組んだ課題の主な目標は、稲および麦の大面積のばらつきのない増産技術、稲・麦の豊作を前提とした水・肥料の節約だ。

今回の交流会では、無人機による撮影や田植機などの先端技術が展示された。先進的な栽培技術と高生産量新品種の活用により、試験区の食糧の生産高が増加し、水・肥料の節約で大きな効果が得られた。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年10月16日

関連記事

コメント

最新コメント