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欧州の気象予報、中国の気象衛星のデータを使用

人民網日本語版 2014年10月24日13:21

中国気象局が発表した情報によると、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は今年9月より、気象予報の中で中国の気象衛星「風雲3号B」のマイクロ波湿度計のデータ使用を開始した。これは中国の気象衛星の測定精度と観測の安定性が、世界の利用者から認められたことを意味する。風雲シリーズの衛星は将来的に、欧州や米国の気象衛星と共に、気象衛星データの提供で中心的な役割を担う可能性がある。光明日報が伝えた。

中国国家衛星気象センター研究員の陸其峰氏は、「ECMWFと中国気象局の協力は、気象衛星データの使用率を高め、気象衛星の性能を改善するため極めて重要だ。これは中国の気象衛星がより多くの分野で力を発揮することを促す」と述べた。ECMWFは以前、風雲3号Bの記録した資料を長期的にフォロー・評価した。その結果によると、同衛星のマイクロ波湿度計のデータには、層流空気流の中層・高層の湿度の分析で大幅な改善が見られた。観測データの質と信頼性は、欧州や米国の計器に並び、ECMWFの大気分析の質を改善することができる。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年10月24日

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