2014年世界10大金融センター、北京と上海が浮上 (2)

◆上海が飛躍

「成長発展」で5年連続1位を維持している上海は、この5年間で最高位につけた。上海の総合評価は、香港と並び5位になった。サブ指数を見ると、上海の「金融市場」、「産業サポート」は非常に安定している。都市インフラ、社会管理、業務環境の発展に伴い、上海は弱かった「サービス水準」でも世界6位に浮上した。中国（上海）自由貿易試験区の設立と模索も、上海の飛躍を後押しした。都市の「国家環境」では、初めて世界トップ10入りを果たした。

◆北京が初入選

同ランキングが発表されてから5年間で初入選した北京は、総合評価9位の成績を収めた。北京の「金融市場」はさらなる改善が待たれるが、「成長発展」と「産業サポート」は5年連続でトップ10入りしている。また北京の「国家環境」も急浮上しており、2013年から7つ上げ19位となった。都市建設の推進に伴い、北京の「サービス水準」も3位浮上した。（編集YF）

「人民網日本語版」2014年11月8日