このほか、中国のドライバーの年齢層も絶えず拡大している。大学生の15%は在校中に運転免許を取得、50%以上が卒業時に運転免許証を持っていた。高齢ドライバーもだんだんと増えている。この10年、51歳から60歳の乗用車運転免許取得者の増加スピードが最も速く、60歳以上の高齢ドライバーは、10万人から393万人と約39倍となった。
中国の自家用車保有台数は1億400万台と、2000年の35倍に達し、100世帯当たりの自家用車普及率は25台となった。
公安部交通管理局担当者は、次の通り指摘した。
中国は急速に自動車社会に突入したが、自動車文化の蓄積や自動車文明の発展がそれに追いついていないのが現状だ。特に、ドライバーの交通違反や悪習慣が日常茶飯に見られる。ドライバーの交通安全レベルは、国内道路交通安全の全体的情勢に直接影響を及ぼすことから、ドライバーに対する研修、試験、管理を根底から見直し、法にもとづき厳格に執行しなければならない。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月28日