第7回中日関係シンポジウム(主催:中国人民外交学会、世界平和研究所)が9日に東京で開かれ、中国側代表は中日関係の早期正常化を共同で後押ししたい考えを表明した。新華網が伝えた。
中国側は趙啓正・中国人民外交学会顧問(元全国政協外事委員会主任)が代表団を率いて出席し、韓志強・臨時代理大使が式辞を述べた。
中日双方の代表は▽中日危機管理メカニズムをできるだけ早く構築することは、中日関係の立て直しを実現するための重要な一歩となる▽経済・貿易関係を深化し、東アジア地域経済協力を共同で促進することは、互恵・ウィンウィンを実現するための鍵となる▽民間交流を強化し、国民間の相互理解を深めることは、中日関係の基礎を固めることになる――との認識で一致した。
中国側代表は「中日関係は改善に向けて重要な一歩を踏み出した。日本側が両国外務当局の合意した4つの原則的共通認識をしっかりと維持、順守し、中国側と同じ方向に向かい、中日関係の早期正常化を共同で後押しすることを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年12月11日