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中国版アンネの日記 国家公文書局が南京大虐殺動画をネット配信

人民網日本語版 2014年12月08日15:38

 南京大虐殺犠牲者国家追悼日を前に、国家公文書局は南京大虐殺資料関連動画(計7話)のネット配信を公式サイトで開始した。本日配信の第1話は、3人の重要人物を紹介している。命の危険を冒して、日本軍による虐殺・残虐行為の写真を現像した中国人・羅瑾、南京大虐殺を日記に書き留めた唯一の中国人・程瑞芳、南京大虐殺の映像を数多く撮影した米国人牧師のジョン・マギーだ。新京報が伝えた。

■中国版「アンネの日記」

 程瑞芳は南京金陵女子大学国際安全区管理委員会の一員だった。敬虔なキリスト教徒である彼女の日記は1937年11月の安全区設置から1938年3月までを記録。自らが見聞きした日本軍による放火、殺人、略奪、強姦、輪姦、および同胞が殺害されている間の自らの心の移り変わりを詳細かつはっきりと記録している。程瑞芳は1947年の極東国際軍事裁判で、南京大虐殺時の日本軍の残虐行為についての証言を提供した。

 米国人牧師、ジョン・マギーは当時南京におり、日本軍の残虐行為を目撃し、命の危険を冒して南京大虐殺の記録映像を撮影したうえ、日本軍の検査をかわして上海経由で米国、英国、ドイツへ持ち出した。写真化された10枚は1938年5月出版の米誌「ライフ」に掲載された。2002年10月、マギーの息子が父の撮影した南京大虐殺映像のフィルムおよび撮影機を南京大虐殺記念館に寄贈した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年12月8日

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