中国外交部(外務省)の秦剛報道官は16日の定例記者会見で、朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から3年となる17日に平壌で行われる追悼式典に中国が招待されていないことに関し、記者からの質問に答えた。
――金正日総書記の死去から3年を迎える17日、平壌で行われる追悼式典に、朝鮮は中国を招待していないと報じられた。このことについて確認したい。また、中国は現在の朝鮮の政治・経済状況についていかに評価しているか。
17日は金正日総書記の3周忌だ。金総書記は朝鮮の党と国家の偉大なる指導者であり、生前は中朝友好協力関係の発展に重要な貢献を果たされた。中国の国民も金総書記を偲んでいる。朝鮮で実施される追悼式典に関しては、朝鮮側の決定を尊重する。
中朝両国は伝統的な友好関係を有する隣国であり、我々は朝鮮の安定的な発展の持続と、国民の幸せを心から願っている。中国は引き続き朝鮮と共に、両国の伝統的な友好協力関係を前進させていきたい。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年12月17日